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リー・コニッツ
サブコンシャス・リーサブコンシャス・リー
リー・コニッツ
ビクターエンタテインメント
発売日 2005-03-24




ジャズ芸術の一つのピーク 2005-11-03
ジャズが今日、芸術の域に達したのには何人かの天才の努力とひらめにに拠るものであろう。デューク・エリントン、ルイ・アームストロング、レスター・ヤング、チャーリー・パーカー、マイルス・デイヴィスといった人の功績は大きく、その後もジョン・コルトレーン、オーネット・コールマン、セシル・テイラーといったイノベーターの存在によって、20世紀に確固たる地位を築いたのである。そんな中でレニー・トリスターノ、リー・コニッツの存在も外すわけにいかない。ジャズがエモーションとコンセプションの弁証法的上昇によってその価値を高めたたとすれば、クール派と呼ばれた、レニー・トリスターノ学派のガチンコの音楽性はその(コンセプションの)極北であり、パーカー、ガレスピーの天才的エモーションの外在化をさらに理論的に分析したといえるのではないか。ちょうど19世紀絵画における印象派時代のモネという天才の業績をさらに理論的に解析し、追求しようとしたスーラのように。ここでの、コニッツは、師匠のトリスターノの忠実な優等生として、その音楽の具現化に努めている。その妥協なき姿勢は面白みに欠けるが、ラディカリズム(根源主義)とはこういうものであろう。そしてこのようなコンセプションの極端なゆれがエモーションとのバランス、ゆり戻しの中でより豊かな音楽を創っていくのだ。こんな難解な音楽も時には聴くべきであろう。難解さは時として心地よさに変わる。
Konitz Meets MulliganKonitz Meets Mulligan
Lee Konitz with Gerry Mulligan
Pacific Jazz
発売日 1990-10-25




コニッツを超えるコニッツ 2005-09-09
 チェット・ベイカーも参加している、ジェリー・マリガン・カルテット(ピアノを欠くため)との共演である。とはいえ、彼らは背景に隠れて、恰もコニッツのワン・ホーン作品のような印象を与える。
 '53、まさにリー・コニッツの全盛期に録音されたこのライヴの記録は、彼の完全燃焼をとらえたまさに空前の出来である。他のコニッツのスタジオ・アルバムでは想像もできないような、鋭い、創造性溢れたアドリヴが随所にみられる。それは冒頭の「トゥー・マーヴェラス・フォー・ワード」から最後に至るまで間然とするところがない。特に一曲を挙げるならば、ジャズメンにとって必須レパートリーとなっている「オール・ザ・シングス・ユー・アー」が特に素晴らしい。コニッツのアドリヴは「蝶が舞うよう」と評されるが、ここで舞うのは蝶ではない。ツバメやカモメのようなもっと速いなにかが鋭角的に進んでいくような印象を与える。
 コニッツを呪縛し続けた師トリスターノの不在において、はじめて師を超えるアドリヴを達成できた、と言えるのではないか。 ジャズ史上屈指のアルバムであり、もちろん間違いなくコニッツのアルバムの中では「サブコンシャス・リー」を超えてダントツの出来だ。


リー・コニッツ・ウィズ・ウォーン・マーシュ(完全生産限定盤)リー・コニッツ・ウィズ・ウォーン・マーシュ(完全生産限定盤)
リー・コニッツ・ウィズ・ウォーン・マーシュ
ワーナーミュージック・ジャパン
発売日 2005-11-09





SpiritsSpirits
Lee Konitz
Milestone/OJC
発売日 1999-07-20

デュエットデュエット
リー・コニッツ
ビクターエンタテインメント
発売日 2005-09-22




コニッツの最高傑作 2005-10-31
67年録音。タイトル通り殆どがデュオ作。アルトのお相手は各種管楽器、ドラムス、ベース、ギター、バイブ、ヴァイオリン。倍音効かしたエレキ・アルトの一人デュオもある。この時期のコニッツらしい抽象的かつハードな演奏が、この編成で際立っている。ジョーヘンとの「You Don't Know What Love Is」など、メロディアスなフリージャズとでも呼ぶべき味がある。
以外にも可愛らしく美しい2曲、サッチモの「Struttin'With Some Barbecue」とプレスの「Tickle Toe」がまたいい。ラストで8人がかりで爆発する「Alphanumeric」は真にエキサイティングで、ブレークしてジム・ホールのギターがジャッジャーンと決めるところは鳥肌もの、ノリはハードロックである。


インサイド・ハイファイ(紙ジャケット仕様)インサイド・ハイファイ(紙ジャケット仕様)

ピーエスシー
発売日 2005-10-19




盛りを過ぎたコニッツ 2005-10-29
 コニッツの代表作のひとつに数えられているアルバムだと思うが、これを聴いて「やっぱりコニッツはいいね!」などとのたまう御仁はかれの本当の凄みを聴き逃している可能性がたかい。信仰はひとをつよくするというが、コニッツが師のレニー・トリスターノ理論に凝り固まっていたころの、迷いを知らない'50前半までの演奏群のほうが全然すごみがあるのだ。ここで聴かれるコニッツは、アドリヴ一本やりのプレイに疲れた敗残者としての姿にほかならない。本アルバムと「サブコンシャス・リー」とか「ミーツ・ジェリー・マリガン」とかと聴き比べて、それでも本アルバムを推す、という向きは、ちょっともんだいがあるといわざるを得ない。


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